抜いても抜いても雑草は生えてくるもの。見つけしだい、それも小さいうちに根こそぎ抜き取りましょう。抜かないでおくと、日光や水、肥料を野菜と奪い合うことになり、 生命力の強い雑草に野菜に必要な栄養をぜんぶとられてしまいます。
土寄せ(培土)
間引き後や雨が降ったあとに、株がグラグラしているときは、周囲の土を株元に寄せてしっかりと安定させます。また、中耕や追肥したときにも土を寄せて、肥料が流れ出るのを防ぎます。
追肥
肥料は、“根っこ”がすぐに吸収できるように、土の表面にまいたあと薄く土をかけておきます。土をかけないでおくと、雨で流れてしまったり、 乾燥している時期には土に溶けずに表面で乾燥したままだったりと、効果がありません。
中耕
雨や水やりでかたく締まった土を、軽く耕してふかふかに戻します。土がかたいままだと、水はけが悪く、空気の通りも悪いので、“根っこ”が息苦しくなります。 踏みかためられた畝の間を耕して柔らかくしたあと、畝の株間も浅く耕します。