除雪作業に入る前の準備と確認
降雪した後では障害物が見えなくなる場合があるので、あらかじめシーズン前に除雪をする場所を点検してください。 異物や石などを取り除いた上で大きな障害物がある所には棒を立てるなどして準備しましょう。
滑りにくい履物、防寒性の高い上着、手袋を着用して作業を行ってください。
また、悪天候などで視界の悪いときは作業をしないでください。事故の危険性が高くなります。
使用前にはオーガ・ブロワハウジング、シューターに、ゴミや異物がないか確認してください。また、雪かき棒が装備されているか、 安全装置は正常に作動するか、作業灯が点灯するかを確認してください。
除雪機を使用する前に、作業範囲内に、人やペットがいないかを確認してください。
除雪作業中に注意するべき確認
エンジンが暖まっていない時はチョークを引き始動してください。始動後は必ずチョークを戻してください。
投雪は人や車、建物等に向けて行わないでください。
投雪方向の調節は状況に応じて適切に行ってください。
傾斜面を横切って除雪すると、横滑りすることがあります。雪の上での作業は滑りやすく、転倒するおそれがあります。 滑りやすい場所では、必ず低速で運転してください。
回転している耕うん爪に異物が雪詰まりを取り除く場合は、必ずエンジンを切り、鍵を抜いてから、雪かき棒を使って行うようにしてください。
除雪作業後、保管する時の注意
除雪機を長期保管する場合は、オーガハウジングは、地面に接地させてください。
燃料タンク、キャブレターのガソリンは抜き取り、燃料コックを閉めてください。
抜いた燃料は引火性があり、火災や爆発のおそれがありますので所定の燃料タンクなどに保管してください。
バッテリーの―端子をはずしてください。
屋外に保管する場合は、ボディカバーを利用し、雨やホコリ、ゴミから除雪機を守るようにしてください。
クラッチ、シューターなどの稼動部やオーガ先端に、オイルを注油してください。
長期保管に際しては、エンジンスイッチキーを必ず抜き取ってください。